荒井 颯子
1999年 京都府生まれ、神奈川県出身
2023年 多摩美術大学絵画学科日本画専攻 卒業
2025年 多摩美術大学大学院美術研究科絵画専攻日本画研究領域 修了
個展
2023年 個展「黄色い壁、その他の短い話」
2024年 個展「絵のある部屋」
2025年 個展「The Silent Encounter」
2026年 個展「Further Explorations」
受賞歴
2021年 第56回神奈川県美術展 入選
2022年 明日をひらく絵画 第40回上野の森美術館大賞展 入選
私の作品は大きい世界の中の一部を切り取ったものである。作品に描かれている人物それぞれには描かれていない別の(もしかしたらもっと重要な)物語があるが、それは絵の外側にあって私たちが知ることはできない。それぞれの物語が別々でばらばらのまま、一瞬交差し、また離れていく瞬間を描いている。
自分の周囲や、映画や小説で得たイメージの世界をコラージュのように組み合わせて作品を作ってきた。自身の経験やそこに生じた感情を掘り下げるよりも、主観的な経験から距離を置いた視点で作品を制作することに興味を持ち、それは必然的に、自分の外の世界にあるものたちを集めて、それを自分というフィルターを通して外に出すという制作方法になった。
結局あれは何だったんだろう、と後から思うようなことが好きなので、絵の中には私にも解けない謎をいくつか忍ばせている。私の絵の世界で意味があったりなかったりすることを楽しんでほしい。
楽しんでくれたら、私も楽しい。(荒井 颯子)