2024年 1/2 放送

東京生まれ。


ロンドン大学ゴールドスミスカレッジ卒業。2023 年現在は東京を拠点に活動。流麗な線と神秘的な色彩が特徴的な絵画は、空間、時間、存在についての領域横断的な考察に基づき制作される。
ロンドン大学ゴールドスミスカレッジ ファインアート 卒業(優等学士)
ロンドン芸術大学セントラル・セントマーティンズ カレッジ ファンデーションディプロマ 修了
2023年 共同研究:SHISEIDOみらい研究グループとの化粧品原料を用いた新しい絵画技法の研究を実施中。

<展示>
2023年「花信風」(Lurf MUSEUM/東京)
2023年「Chroma Distance」(ポーラ ミュージアム アネックス/東京)
2022年「Fine Art Collection」(松坂屋名古屋店/愛知)
2022年「Diverse Paintings」(西武渋谷店/東京)
2022年「Connecting Dots」(Galeria Azur/ベルリン)
2022年「ASYAAF & Hidden Artists Festival」(弘益大学校現代美術館/ソウル)
2019年「ART FAIR TOKYO」(東京国際フォーラム/東京)
2015年「ON the THERES HOLD II: Formal Presence 」(オリエンタル美術館/ダラム)

<受賞歴>
2009年「第83回国展」入選 (新国立美術館/東京)

私の制作は、「存在とは何か」という問いへの関心と分かちがたく結び付いています。
私にとって絵画は、目の前に存在する捉え得ぬ無限、あるいはその無限に反響した生の時間を、私の知覚が朽ちる前に保管しておくための媒体です。
私にとって生の時間は直線的なものではなく、常に循環し、反響し、再生するものなのです。存在の背後に潜む深淵を、色彩を通していかに形而下に留めるか。
その探究のために、私は色彩と知覚の実験を繰り返し、平面表現を独自に試行し続けます。
高屋永遠