2024年 4/23 放送

2002・鹿児島県生まれ
東京藝術大学 美術学部 絵画科油画 在学中

2022 グループ展 「point de depart」
「AFAF2022」
「おとなのなかまいり展」
2024 グループ展 「INTRO 1(イントロ・ワン)
    個展  「Ephemeralum」



私は作品の内側の世界と外側の世界とに繋がりを持たせたい。
また、作品を通して鑑賞者自身の存在を認識させることも意識していることの一つである。

加えて、自分の作品にはまだ作品の外空間が必要だと思う。それは決して絵画そのものが悪
いという話では無く、画面の中だけでは説得しきれないコトは展示空間そのものの利用の仕
方を再思考すべきだと言うことだ。

見て感じた感覚のリアルさを探求することにおいて写真や記憶、見たままとのそれぞれの齟
齬をとっぱらい、画面内の情報と鑑賞者の経験によって絵画という一つの現実世界を成立さ
せたい。
明暗の光、マテリアルの光をもってチャラさ、煌めきを表現しつつ、リアルかつ軽快な絵画
を目指している。(江藤央羅)