2025年 11/25 放送

河邉ありさ Arisa Kawabe

日本大学芸術学部彫刻コース卒業
日本大学大学院芸術学研究科造形芸術専攻修了
滋賀県立陶芸の森アーティストインレジデンスに参加
ドイツ カッセル芸術大学 留学
BoxHill community arts center アーティストインレジデンスに参加
JK-Gコンペティション 2年連続ファイナリスト
第5回ARTIST NEW GATE グランプリ
Independent Tokyo 2025 グランプリ

個展
2019 「The accumulation of our little narratives」 Box Hill Community arts centre メルボルン
グループ展
2023「JK-Gコンペティション」Gallery bisunjae ソウル
2024 「JK-Gコンペティション 二次審査」東京タワーギャラリー
   「JK-Gコンペティション Yes. We can」Gallery bisunjae ソウル
2025「Independent Tokyo2025」

2023 JK-Gコンペティション ファイナリスト
2024 JK-Gコンペティション ファイナリスト
2025 第5回Artist New Gate グランプリ pocorizm賞 TheART賞 ブレイク前夜賞
2025 Independent Tokyo 2025 グランプリ

母を亡くしたことと、自身の子育てをきっかけに記憶をテーマにしています。人の身体は時と共に成長し、老い、そして消えていく不確かなものですが、衣服は当時の記憶を保持したまま身体の身代わりとして残り続けます。
制作技法としている刺繍は、私が母となり、育児と両立できる技法として辿り着きました。
音がせず、いつでも中断、再開できる刺繍は、育児と相性が良く、刺繍をはじめとする裁縫が女性に受け継がれてきた技法であることに納得し、かつての母親たちも同じように針を刺していたのだろうかと、彼女たちに励まされるように制作をしています。(河邉ありさ)